こんにちは!シンガポールよりラバです。
以前、会社のくじ引き大会でもらった景品がありました。
それがこれです。
Eu Yan SangのFish Maw Soupの缶詰です。
初めてもらったとき、
なんじゃこりゃ?
と思いました。
今日は、そのFish Maw Soupがどんなものなのか、そしてどんな味だったのかを紹介します!
Eu Yan Sangってなに?
引用元:https://en.wikipedia.org/wiki/Eu_Yan_Sang
Eu Yan Sangとは、元々は漢方薬の会社です。
1879年にマレーシアで創業されました。
現在では、健康食品などもたくさん取り扱っています。
140年もの歴史があるのね。すごいわね。
本社はシンガポールにあります。
創業時、シンガポールはまだマレーシアだったものね。
2020年1月時点でシンガポール、マレーシア、中国、香港、マカオに約190店舗を展開しています。
そんなに多いの!?立派な大企業ね。
しかも、漢方薬や健康食品の販売のみならず、病院事業も手掛けております。
えーそんなこと出来るの?
Eu Yan Sangはシンガポール、マレーシア、香港に計25か所クリニックを持っており、受胎能、がん、脳卒中、関節炎、眼の病気、小児疾患、皮膚科、心血管疾患、腎臓病など、さまざまな病気の相談ができます。
すごいわね。。。
めちゃめちゃ社会貢献している立派な大企業ですね。
Fish Maw Soupとは?
続いて謎の料理、Fish Maw Soupについて紹介します。
Fish Mawとは「魚の浮袋」という意味です。
余計意味が分からんわ。
はい、僕も意味が分からりませんでした。
調べると、特定の魚には「鰾(ひょう、うきぶくろ)」という部位があることが分かりました。
見たことない漢字だわ。。。
気体の詰まった袋状の器官で、肺と似たようなものらしいです。
これがコイ科の鰾です。
引用元:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%B0%BE
なるほど、何となくイメージが湧いたわ。
気体が詰まってるから、浮袋と言われるわけですね。
ちなみに、魚の浮袋はアワビ・フカヒレ・ツバメの巣などと並び、中国では珍味として扱われています。
高級食材みたいね。
Fish Maw Soupは、魚の浮袋に加え、きのこなどをチキンスープで煮込んだものです。
実際に食べてみた!
ちょっと怖かったですが、Fish Maw Soupを食べてみました!!
まずは缶を開けます。
開けるとこんな感じです。
ぱっと見で、なんとなく内臓感が伝わってきますね。。。
香りは。。。ぐはっ!!
くさい。。。。
しいたけのにおいがとっても強いです。
別にしいたけ苦手ではないんですが、これは強すぎるかな。。。
器に出して温めました。
こちらもぱっと見は全然普通ですが、においのクセが強いですね。
しいたけ入れなくてよかったんじゃないかと。。。
恐る恐る飲んでみました。。。
味は。。。
悪くない!!
決しておいしくはないですが、思ってたよりは悪くないです。
しいたけのにおいも段々慣れてきました。
具材には貝柱も入っていて、それはとてもおいしかったです。
肝心の魚の浮袋ですが、ぷるぷるしていて、あまり味はしませんでした。
食感が独特です。
そんなこんなで、無事に飲み干しました。
日本では見たことない一品なので、いい経験になりました!
間違いなく買うことはなかったので、会社の景品でもらえたことはラッキーでした。
世界にはまだまだ知らない食べ物があるんだなーと感じました。
ちなみに、Eu Yan Sangの公式サイトに飛ぶと、1缶約20ドルで売られていました。
結構高いのね!!
やっぱり高級珍味なのかも。。。!!
皆さんも、マイナーな食べ物があったら教えてください。
それではまた!!