ラバライフ

アラサー男が海外情報を中心に発信していましたが、もっぱら雑記ブログとなりました。日常で感じたことを綴ります。

【海外駐在】シンガポールで働いて感じた女性の強さ!【産休の短さマウント合戦】

 

こんにちは!ラバです。

 

今日は、僕がシンガポールで1年間働いて1番強く感じたことについて紹介します。

 

ずばり、「女性の強さ」です!

 

「強さ」と言っても色々あると思いますが、主張の強さ、家庭を支える強さを特に感じました。

 

僕が働いていた部署は15人ほどメンバーがいました。

 

そのうち、女性が8割でした。

 

GM(General Manager:部長)、DGM(Deputy General Manager:副部長)ともに女性でした。

 

これには、初日はかなり驚きました。

 

なぜなら日本で働いていたときは全員男性だったからです。

これはこれで問題ありな感じがしますが。。。

 

そしてもっと驚いたのは、その女性メンバー達はほぼ全員が結婚して子どもを育てている最中ということです。

 

日本でも少しずつ変わってきていますが、相変わらずバリバリ働きながらの育児は難しいですよね。

 

この点に関してはミーティングで興味深いエピソードがありました。

 

 

 

僕がシンガポールに赴任直後、部内のメンバーの1人が産休から帰ってきて、

仕事の話をミーティングで共有していた時のことです。

 

彼女は4か月間、産休を取得しました。

 

僕は日本のイメージで産休は育休と合わせて1年半ほど取得する感覚でした。

 

けっこう短いんだねー

 

と話したら、GMが

 

私が産んだときは2か月よ

 

えっ。。。!?

 

別のメンバーは

 

私は4週間よ

 

えっ。。。!?さらに短い。。。

 

と、謎の産休短さマウント合戦が始まりました。

 

しかもGMから「日本は1年以上産休とるでしょーいいわねー」と言われ、

同僚の日本人女性は顔が引きつっていました。

 

この感じ、日本の「今月は残業~時間しちまったぜー」「おいおい俺なんて~時間だぜー」の残業の長さマウント合戦に似ている。

 

どうしてそこまで短い産休で復帰するのか、その時はよく分からなかったのですが、

1年間働いているうちに社会背景や慣習が関係していると感じました。

 

 

 

3点、感じた点を紹介します。

 

①女性が外で働き、男性が家を守る家庭が多い

これはシンガポールに限らず、東南アジアでは割とよくある話です。

東南アジアで生活すると、ほんとに女性のキビキビさというか、強さを感じます。

 

特にフィリピンは女性の方がよく働くイメージがあります。

僕は出張で何度かフィリピンに行って色々な会社を訪問しましたが、

女性の担当者と話をすることが多かったですし、役員にも女性が多かったです。

 

シンガポールでは、隣国マレーシアから出稼ぎで働きに来る方が多いです。

マレーシアからシンガポールに単身赴任して働く女性もいるほどです。

そういう女性は週末にマレーシアに帰国します。

 

日本で単身赴任というと、圧倒的にお父さんが家族と離れて頑張ってるイメージがありますが、海外だと必ずしもお父さんだけではないということですね。

 

②メイドさん活用は珍しくない

日本では「家庭は女性が守る」というイメージがまだ根強いですが、

上記のように女性が外で働くと家事・育児に手が回らなくなりがちです。

もちろん男性も家事・育児に専念しているわけではなく、外で働くケースが多いですからね。

 

そうすると、迷うことなくメイドさんを雇います。

僕の偏見かもしれませんが、日本だとメイドさんを雇うのって後ろめたさを感じませんか?

「家事サボりたいの?」「母親の愛情をもっと子どもに注ぐべき」とか言われたりして。

 

シンガポールではそんなこと言われません。

メイドさんの費用以上に稼げばそれだけ家族が経済的に豊かになりますし、

そもそも男女で役割をきっちり決めていないです。

 

それに、日中家にいないからって子どもに愛情を注げないわけではないですよね。

それは次の理由にもつながりますが、シンガポールでも母親の愛情はすごいですよ。

 

 

 

③定時ダッシュで残業はしない

これは大いに見習う必要があると感じました。

本当に定時になった瞬間に帰ります。

何なら、フレックス勤務にして朝早く来て帰る時間を早めているメンバーが多かったです。

子育て世代のママさん達ばかりなので、一刻も早く家に帰りたいんでしょうね。

マネージャーもそのことを理解しているママさんなので、

1人1人の仕事量を的確に把握して負荷をかけすぎませんし、

仕事を無理して今日中に終わらせようとしません。

 

当然、飲み会なんてありません。

1年間勤務して1回もありませんでした。

懇親会はランチか仕事中ですね。

勤務時間でも旧正月前やクリスマスの時はみんなで集まってご飯を食べながらくじ引き大会などがありました。

 

シンガポールは海外の中でもバリバリ働く国だと思いますが、

それでも日本よりはるかにゆとりがありました。

 

その分、仕事中は早く終わらせたいので決断が速いです。

ここらへんは女性の主張の強さが際立ちます。

もう男性陣はタジタジです。。。

 

以上で、シンガポールで働いて感じた女性の強さについての紹介を終わります。

 

日本とは全然違うなーと感じました。

 

僕も会社の飲み会は好きじゃない方ですし、さっさと帰りたい派なので

シンガポールの働き方は居心地がよかったです。

 

またシンガポールで働きたいですね。

 

もし海外で働いてみたいという方、特に女性の方はシンガポールなど東南アジアは働きやすいと思いますよ。

 

この記事が少しでも参考になれば嬉しいです。

 

 

それではまた!