こんにちは!ラバです。
2020年3月末にシンガポール駐在から帰国して、4月1日より元々働いていた部署で働いていますが、今のところ全く困っていません。
会社側も今まで実践してこなかったテレワーク対応に奔走しているため、
こまめに「困っていることはないか?」と聞かれますが、特にないんですよね。。。
人によっては「もういやだー」となっていますが、僕はこのままでもいいかなと。
満員電車に乗る方がよっぽど嫌ですし。
これは、シンガポールで働いた経験が大きいです。
一言でいえば、「シンガポールでテレワークに慣れた」ということです。
今回は、実際にシンガポールで体験したエピソードをいくつか交えながらお話します。
エピソード1:出張帰りは家と会社の近い方を選べ!
シンガポールでは出張して14時や15時でまだ定時まで時間がある際、
帰りは家と会社で近いほうを選べと言われました。
これは、どっちで働いた方が効率が良いかということでした。
もし出張先から家まで20分、会社まで1時間の場合、40分もの差があります。
「貴重な時間を移動で使うのではなく、家で少しでも仕事を進めておきなさい。時間をもっと大切に使いさい。」と、はっきりと言われました。
日本では最近減っていますが、
少し前までは「基本的に直帰は許さん。会社に必ず戻ってこい」的な雰囲気がありましたよね。
確かに出張報告やメール処理ぐらいなら、家でやっても良いですよね?
テレワークと同時に時間の使い方を考え直す良いきっかけにもなりました。
エピソード2:子どもにご飯を食べさせたらやるわ!
ある夕方、僕が急ぎじゃない仕事を同僚に依頼しました。
期限も伝えているので急ぎではないことは相手も分かっています。
しかし、その同僚は働くママさんです。
以前も記事にしましたが、シンガポールで働いていた部署は8割が働くママさんたちでした。
みんな定時(前)ダッシュで帰ります。
子どもが待っているので一目散に帰宅です。
絶対に残業しません。
ただ、その分、家で仕事をしてくれます。
家事を片付けた後の夜、もしくは週末に仕事をしてくれます。
実際、その仕事は23時ぐらいに返事がありました。
日本みたいにパソコンの起動時間やタイムカードなどでいちいち勤務時間を管理していないので、期限内に仕事が終わっていればOKです。
自分の働きやすい時間に働いています。
その分、有給取得日数はべらぼうに多いですけどね。(休む時は超休む)
僕も妻との夕食の時間を大事にしたかったので、仕事が終わってなくても家に帰り、
夕飯を食べ終わった後に仕事をすることが多かったです。
これにより食生活リズムが整いました。
エピソード3 全員出張が多くて連絡はメールかチャットが普通
他社さんも同じのケースが多いと思いますが、
弊社ではシンガポールはASEANの地域本社で、シンガポールからASEAN全体をカバーしています。
そのため、小さいシンガポールから出てASEAN各国に出張することが非常に多いです。
なので、オフィスにメンバーが揃うことの方が珍しいです。
ボスと面と向かった会話も1回だけという月もありました。
出張先の同僚に国際電話をかけまくるとお金もかかるので、
大体メールかWhatsapp(LINEのようなアプリ)で連絡を取り合ってました。
これになれると、もはやメンバーがどこにいてもOKになるので、
ボスも無理に出社させようとはしません。
結果、家だろうが出張先のホテルだろうが、とにかくテレワークに慣れました。
ちなみにボスはバリキャリの極みで、家族旅行先のゴールドコーストからでもガンガンメール送ってきました。
(そこは休んでいてくれ。。。)
以上でエピソードの紹介を終わります。
こういう経験のおかげで、今は何も問題なくテレワーク出来ています。
日本にいた時は出張を除いて会社でしか仕事をしたくないと思っていましたが、
今ではどこでもアリですね。
週3会社行って週2はテレワークとか、それぐらいがちょうどいいかなーとか考えています。
最近も新型コロナでテレワークが急激に進み、
メディアでも「日本が生まれ変わるチャンス」と言われてますが、
確かにその通りだなと感じました。
これを機にもっと働き方の幅が広がればいいなと思います。
何も会社に行くだけが仕事じゃないぞと。
この記事が少しでも参考になれば嬉しいです。
それではまた!