ラバライフ

アラサー男が海外情報を中心に発信していましたが、もっぱら雑記ブログとなりました。日常で感じたことを綴ります。

優秀な社員一人に仕事を任せすぎると引継ぎが大変!【いなくなって分かるありがたみ・・・】

 

日本企業であるあるですが、優秀な社員ほど仕事量が多く、とてつもない負荷がかかっています。

 

管理職からすると、仕事の速い部下にたくさん仕事を任せたくなるので、どんどん特定の優秀な社員に仕事が割り振られていくんですよね。

 

ただな社員にばかり負荷をかけすぎると、その社員が休まなくてはいけなくなった時、会社を去る時に引継ぎがとっても大変です。

 

実際に起きた話ですと、優秀な社員が元気でバリバリ働いていたのですが、彼に身内の不幸があり、急遽数日間休まなくてはいけなくなってしまいました。

 

たった数日間ですが、任されている仕事が多いため、ほかのメンバーで引き継ぐにも非常に困難でした。

 

何より、システムの操作方法を知っているのがその優秀な社員だけだったという残念な状態で、さすがにそこまでは緊急の引継ぎでは対応できなかったという。。。

 

そういう時になって初めて、

 

あぁ、彼に頼りすぎていたなぁ

 

と管理職は気づくことになります。

 

もしくは薄々自覚していたが、優秀な部下に甘えていたか。

 

優秀な部下がいなくなって初めて、その存在の大きさに気づきます。

 

常日頃から、誰かが抜けても誰かがカバーできる体制を整えておくことが非常に大事ですね。

 

 

そもそもなぜ日本企業であるあるかというと、ジョブ型の採用と日本型の採用で異なるからです。

 

日本は新卒一括採用で総合職という極めてふわっとした感じで採用することにより、入社後どういう仕事をするかはすべて会社の都合で決められます。

 

仕事の割り振りも会社都合なので、担当が管理職らしい仕事をする時もあるし、

逆に管理職が管理の仕事をせず担当者レベルの仕事しかしない時もあります。

 

つまり、頼りになる社員にひたすら仕事を割り振ることができます。

 

一方海外ではジョブディスクリプションという仕事内容と求めるスキルが丁寧に書かれたものが職種と職制ごとにあります。

 

僕がマレーシアの会社を訪問して見せてもらったときは、GMからコーヒーを社員に配る人まで、全ての職種・職制のジョブディスクリプションがありました。

 

基本的にはジョブディスクリプションに沿って給料が決められ採用されるので、

働く側も自分の仕事が明確で、それ以上はしません。

 

それは私の仕事じゃないとはっきり言います。給料増えませんし。

 

どちらにも良い点・悪い点がありますが、いずれにしても一人に頼りすぎるのはよくないですね。