仕事において、現場の声ってなかなか管理職には届かないものですよね。。。
どれだけ声を上げても、「まぁうまくやってくれ」と言われるのがオチです。
その程度の返事なら時間の無駄だから聞かないでくれと思いますね。
最近、社内で実際にあったやり取りを紹介しようと思います。
管理職とは定期的に会話しており、よく「何か困っていることはないか?」と聞かれます。
そこで、色々話すわけなのですが、決まって最後に「じゃあ、それをうまく資料やリストにまとめてくれるか?」と言われます。
それを聞いた瞬間に部員一同「それ!!その無駄な資料作りに困ってるんだよ!!」と思います。
仕事の困りごとって無駄な仕事が多いとか、煩雑なものをシンプルにしたいとかが多いです。
なのに、仕事を増やしてくるんじゃねー!!
そもそも会話して事細かに詳細を話してるのに、なぜ資料が必要なんだ。。。何も理解していないのか。。。だったら時間の無駄だ。
なぜこういうことが起きるかなんですが、それは「管理職に現場の経験がないから」というケースが多いです。
例えば工場の製造系の人がIT関係の部署に来た時など、全然畑の違う部署に来た際に、何が何だか分からないので部下の困りごとを聞いても理解できません。
というか部下がどういう仕事をしているか理解していません。
結果、なにかにつけて「わかりやすく資料にまとめてくれ」という地獄の依頼が届きます。
これ、嘘だと思うかもしれませんが、大マジです。
大企業は年齢に応じた人財のパズルなので、管理職が空いたらほかの部署から同年代の人が来るだけです。
資料にまとめる時間があったら早く仕事終わらせたいですし、そもそも資料にまとめても現場経験ないから理解できません。
なので資料にまとめても解決した試しはないですね。
「ありがとう。解決できないか検討してみる。」と言われてそれっきりです。
あと何回これを繰り返すのだろうかと考えると、げんなりします。
管理職は必ずしもその道のプロじゃなくても良い。ということを聞いたことがありますが、最低限の知識はないとダメですよね。
若手がたくさんいて中年世代が少ないなら良いのですが、今は管理職の方が多いですからね。