新型コロナの感染者が最近どんどん増えてきましたよね。
やはりGoToトラベルの影響もあるのではないかと、考えますよね。
しかしそれについて、政府はこれまで「GoToトラベルが原因というエビデンスが無い」と突っぱねてきました。
ただ東大などの調査チームが自主的に取ったアンケートで、面白いデータが出たようです。
それが「GoToトラベルの利用者は新型コロナ発症率が非利用者の2倍」というデータです。
「おいおい、いよいよエビデンスが出たのか!」と思いましたが、まだエビデンスと呼べるほど精査は出来ていないようです。
まだ本論文を以て「感染拡大の原因はGoToトラベルである」と断言はできないということです。
あくまでスピード重視でこういうデータが出たと。
このデータが報道されたのが昨日で、今日政府の要人たちは本件について聞かれた際、
「まだ論文を査読していないので何とも、、、」と言葉を濁していました。
恐らくですが、政府としてみれば「余計なことしやがって。。。」と思ってるでしょうね。
現在の方針ではGoToトラベルは継続の方向ですし、何なら来年の6月まで延長になったぐらいです。
それを打ち出した直後にこんな論文が出てくるなんて、、、と焦っているのではないでしょうか。
これまでも、「エビデンスが無いのではなく調べてないだけだろ、だったら調べたらいいじゃないか」という声はありました。
それでも政府は調査していませんでしたが、東大チームが調査したことにより傾向が出てきてしまいました。
さて、これからどのように動いていくのか、要チェックですね。
旅行業界はロビー活動が盛んで優遇されやすいらしいですが、こういうデータが出てもGoToトラベルが継続されるのか、ニュースを確認していきましょう。