シンガポールから帰国して1年3か月が経ちました。
帰国後は引継ぎ、コロナによるテレワーク開始、未経験領域への挑戦が重なって、だいぶすったもんだしていました。
そんな中で1年ちょっと続けて徐々に慣れてきて、仕組みも理解して効率化を図り残業時間をだいぶ抑えられてきました。
しかし、そうなると新しい仕事がどんどん増えてきます。
最終的に、残業時間の長い他のメンバーの仕事まで私が担当するようになりました。
管理職は残業時間が長いメンバーに対して「残業を少なくしろー」と言うのですが、
誰だって残業したくないわ、と。
そこは部内の担当者全員「だったら人を増やせー」という感じです。
それだけならまだ良い(理解できる)のですが、
上司が私に対して「あいつ仕事少ないんじゃね?」と思うようになってきました。
理由は、残業時間が他のメンバーより少ないからです。
扱っている金額や規模に関係なく、残業時間で仕事の重みを決めていくというスタイル。
いやー、それは違うんじゃないかなーと思うのですが、これが企業の現実ですね。
頑張って効率化しても際限なく増える仕事に押しつぶされて損するだけです。
だから、無駄な残業をしたり、のらりくらり過ごす社員が多いんだなーと感じました。
管理職も「追い込めば回るじゃん」と思うと人を増やさないですからね。
「さすがに人を増やすか」と思わせないとダメですもんね。
このままだと体力的にも精神的にも良くないので、時間をかけて適度に仕事をこなすことで自己防衛していこうと決めました。
仕事をしていないのにやってる風を装う「やってる感」はめちゃくちゃ嫌いなのですが、時にはそれも自分を守るために必要なんだなと感じました。
そうして、汚い大人になっていくのか。。。
でも、やっぱり「やってる感」は出したくないな笑