コロナ禍でテレワークが一気に進んだことにより、ITツールをいかに活用するか(できるか)が大事になっていますよね。
気軽さ、スピード感、感染対策など諸々考えると優先順位は「チャット→メール→電話→対面」になってきたなと感じています。
でも僕が社会人になった7年前は、真逆でした。
「人とコミュニケーションを取るときはメールより電話、電話より対面の方が誠意が伝わる」と本気で教わってました。
僕自身、それを本気で信じていました。
だから毎日のように取引先様とお会いしてましたし、電話の回数が今の10倍ぐらい多かったと思います。
今考えたら恐ろしいです。。。
コロナ禍で面会したいなんて時間を拘束するし感染リスクあるし最悪だなーと感じますね。
そもそも、なぜ対面だと誠意が伝わると思っていたのかが謎です。
今何となく思うのは、内容より気持ちで仕事をしていたんだろうなということです。
精神論・根性論の類です。
これはもはや通用しないですよね。
もちろん、「メールより電話、電話より対面が大事」なケースもあります。
ただ当時はむやみやたらに電話や面会していました。
なんか電話してたりアポで予定表がびっちりしてたりすると、仕事やってる感出ますもんね。
実際は何も進んでいなくても。
そして現在ですが、対面と電話が減ったからメールがめっちゃ増えたのかというと、そんなことはないです。
減ってもいなくて、コロナ前と同じくらいですね。
業績も悪くなっていないので、結局のところコロナ前は無駄なコミュニケーションが多かったということです。
その分残業も多かった気がします。
最近が上の方々もチャットの便利さ、メールなど文字に残すことの重要さを感じてくれたのか、「チャットよりメール、メールより電話の方が誠意が伝わるというマインドを変えたい」と言うようになりました。
日本人は特に新しいものに対し抵抗があって悪者扱いする傾向があると思いますが、一度使って便利さを感じると素直に受け入れるんですよね。
社内でチャットが浸透したのは良かったです。
そもそも、プライベートではLINEなどでチャットしているのに、仕事ではチャットNGなのはよく分かりませんよね。
これからは変化に順応できる会社が生き残るでしょうから、そういうツールを上手く活用できる会社にしていきたいですし、そういう会社で働きたいですね。
とりあえず、考え無しに「メールより電話、電話より対面が大事」と言う時代が終わって良かったです。