最近Youtubeなどで取り上げられて話題になっている、大原扁理さんの『年収90万円で東京ハッピーライフ』を読んでみました。
読んでみた感想としては「心が軽くなった」ですね。
著者の大原さんが最後に「この本を、今より少しラクに生きるための、人生のちょっとしたカンペに使ってくれたら」と書かれているのですが、本当にラクになりました。
東京に住んでいる身として週5日一緒懸命働いており、今の生活をすぐに変えるわけではないですが、一歩引いて「週休5日のこういう生活もあるんだな」と気付きをもらいました。
もちろん、それを家族が受け入れてくれるかは別の話なのですが。。。
ただ、この本って最近出た本ではないんですよね。
2016年に出版されているので、もう5年前の本です。
にもかかわらず、今話題になっているのはコロナ禍で生活に行き詰まりや苦しさを感じている人が増えて、その救済方法としてこの本が読まれているのではないかと勝手に感じました。
僕自身、大学卒業→民間企業に就職→結婚→来年子ども誕生と「THEレールに乗った人生」を歩んでおりますが、正直このレールから落ちないよう必死です。
ただ、この先行き不透明な時代、いつレールから落ちてもおかしくないですよね。
著者の大原扁理さんはまさに僕の対極にいる方で、その生き方からは学ぶことがたくさんありました。
年収90万円で生きていけるなら、人生何とでもなるんだなと感じますからね。
また「嫌いなことで死なない」という言葉は名言です。
ただ色々と学んだのですが、正直本の内容をすべて実践することは出来ないです。。。
それぐらい大原さんはすごい生活をされています。
子どもがいたら絶対真似できない生活ですし、妻からも「まだそこ(の境地)には行かないでね笑」と言われているので、あくまで参考にさせて頂くということで。
ただ僕でも共感して今後大事にしていこうと思えたことがあります。
物欲を減らすこと、空腹感を大事にすることの2点、転じて無駄な消費を減らすことです。
以前の僕は何回も着ないのにブランド服を買っていましたし、お腹も減っていないのになぜか毎日3食しっかり食べていました。
ストレスのせいなのか、そうしないと充実感を感じられなかったんだと思います。
お金を使うことが充実感を生むと勘違いしていました。
でも、服はユニクロなど安くて機能性の高いもので十分ですし、お腹が減ってなければ無理して食べる必要はありません。
当たり前のことなんですけど、無駄な消費を繰り返していたと反省しています。
無駄な消費はお金も貯まらないし食べ過ぎで太るし何も良いこと無いですからね。
消費したい欲が出てきたら、「本当に必要か」を考える癖をつけるようにします。
ちなみに大原さんの趣味は散歩と読書なので、そこは僕と全く同じでした。
勝手に親近感が湧きました。
実は今回も購入ではなく図書館で予約して本を手にしました。
人気の本なので2か月ぐらい待ちましたけどね。。。
もし気になる方で2か月も待てないよという方は、購入を考えてみても良いと思います。
人生の指針として定期的に読み直しもアリな内容です。