日本ではテラスハウスの木村花さんの一件でSNSでの誹謗中傷が問題になっています。
そして、それは日本だけの事象ではないようです。
シンガポールでも、Twitterで他者を誹謗中傷した男性が起訴されました。
www.channelnewsasia.com
起訴された34歳の男性は偽名のアカウントでインド人の移民労働者を誹謗中傷したようです。
こうして文字にするといかに最低かがわかりますね。
個人的にひどいと思ったのは2点です。
1.偽名のアカウントで誹謗中傷したこと
Twitterという匿名で何者にでもなれる環境が招いてしまった悲劇です。
それにしても、自分の素性は隠して誹謗中傷とはひどい。
もちろん素性を明かしたうえでも誹謗中傷はだめですが、匿名だとより陰湿で卑劣ですね。
それも34歳のいい大人が。。。
2.インド人の移民労働者を誹謗中傷したこと
人種・境遇を馬鹿にするのは最低ですね。
シンガポールに住むと分かりますが、建設関係の労働者はほぼ全員がインド系です。
僕は建設関係の仕事に携わっているので下請けさんがどういう作業員を連れてきてるか分かりますが、
うちの下請けさんは100%インド人でした。
もはや、彼らがいなくてはシンガポールの建設関係は成り立たないでしょう。
それぐらい、シンガポールにおいてインド人の移民労働者は大切な存在です。
シンガポールの屋台骨と呼んでもいいと思います。
そういう事実もシンガポール人なら知っているはずですが、ただただ残念です。
このニュースを見て感じたのは、結局どの国も同じようにイジメや誹謗中傷ってあるんだなと。
シンガポールほど進んでいて人種のるつぼである国でも、そういう国民もいるんだなと。
とにかくがっかりしました。
誹謗中傷している本人も、まさか起訴されるとは思っていなかったのでしょう。
もしこのまま有罪になれば、懲役3年か罰金を食らいます。
いずれにせよ、自分の人生に大きな傷がつきますね。
匿名性ってホント怖いですね。
僕もTwitterを使っていますが、つぶやくのはブログの更新ぐらいです。
僕は特につぶやきたいことが無いのであまり向いてないのかもしれませんが、のめり込む人は本当にのめり込むみたいですね。
もし自分がのめり込んだとしたら、誹謗中傷だけはしないように気を付けます。
個人的には、そもそも誹謗中傷にいったいどんなメリットがあるのか分かりませんけどね。
相手を傷つけ、そして遅かれ早かれ自分にブーメランで戻ってくるし。
誰も幸せになってないです。
もしそれで一時の快感やバズりを得たとしても、いつか後悔するでしょう。
デジタルタトゥーとして、一生残ることになりますね。