日本では徐々に都内での感染者が増え始めた新型コロナ、シンガポールでは外国人労働者による感染爆発がありましたよね。
シンガポールに住んでいた僕からすると、シンガポールはクラスターだらけだよなーと感じていました。
国土が狭く、部屋はシェアハウスが多いので、増える時は一気に増えるだろうなと。
また仕事柄シンガポールで建設現場に行くことが多かったのですが、作業員の9割以上はインド系の方々なんですよね。
彼らは元々豊かなわけではなく、出稼ぎで頑張って稼ぐぞ!という方々なので、シンガポールでは実質タコ部屋生活です。
僕が帰国した3月はシンガポールはうまく対策しているという印象でしたが、残念ながら4月になって爆発しましたね。。。
ただ、ここで良いニュースが入ってきました!
Minister for National Development(国家開発大臣)の Lawrence Wongさん曰く、
7月末までに寮生活中の移民労働者の80%がコロナから解放されるとのことです!
つまり、クラスターだった移民労働者の寮の8割はコロナを封じ込められると!
これは良いニュースですよね!
6月25日時点で120,000人の移民労働者がコロナから回復もしくは陰性とのことです。
シンガポールでは32万人の移民労働者がいるので、これは40%に当たります。
つまり、現段階で40%押さえ込めたと考えています。
これを来月までに70~80%にするということですね。
さすがに100%は無理とのことです。それは8月以降までかかると。
まぁ、個人的には8月でも100%は難しいと思いますけどね。
ただこれまで懸念されていた、シンガポールを支えてくれる移民労働者の仕事の再開の目途が立ちます。
僕、シンガポールが大好きなんですけど、こういうところがとっても好きです!!
この数字とともに明確なアクションプランを示してくれるところが好きです。
圧倒的に分かりやすいですし、これなら国民も迷わないよなーと。
日本の政治家と経営者も見習ってほしいです。
またシンガポール住みたいな。。。
こちらは僕がシンガポールに赴任する前に読んだ本です。
なぜ、マレーシアから追い出される形で独立したシンガポールがここまで発展できたのか、細かく記載されています。
シンガポールの教育なども書かれてあって、日本と比較すると面白いですよ。