テレワークになって、僕みたいな実務部隊は非常にやりやすくなったと感じているのですが、
管理職の方々は困難に感じている方もいらっしゃいますよね。
対面でのコミュニケーションを重視されていた方からすれば、部下の働きが見えなくて良く分からないと。
そういう時、日常的に使うツールで管理出来たら確かに楽でしょう。
Microsoft社のTeamsでは、何時間起動していたかなどを把握できる「プロダクティビティ・スコア」という機能があったようです。
僕もTeamsは日常的に使っていますが、これは意識していませんでした。。。
とはいえ、これは管理ではなく監視であり、いきすぎたツールとして削除されたようです。
確かに、ちょっとやりすぎというか、従業員からしたら働きづらいし気持ち悪いですよね。
そういった声が多数Microsoftに寄せられた結果、削除になったとのことです。
これについて、「そもそも管理職とはなんぞや?」という点を考えないといけないかなと思いますね。
従業員がパソコンで何を何時間起動しているかをチェックするのが管理職ではないですよね。
これは先述の通り管理ではなく監視です。
では管理職とは何かですが、仕事を期間内に仕上げられるよう、部下に適した環境を与え、導くのが管理職だと思います。
言い換えると、部下に業務遂行に必要なシステム、アドバイスをしていくことかと。
仕事の成果は何時間パソコンを起動したかで決まるわけではなく、何をしたかの結果で評価されるべきです。
仮に監視できたとしても、仕事が終わっていなかったら意味がありません。
逆に監視していなくても、部下がしっかりと仕事を仕上げてくれればそれで良いでしょう。
我々が働く目的は仕事を進めることですから。
だから、目の届く範囲にいなくて不安なのは分かりますが、部下に任せるということも大事です。
その方が部下は認められている、任されていると実感して、仕事のモチベーションが上がりやすいです。
逆にそうしないと、部下は「自分は信用されてない「息苦しい」と感じてストレスがどんどん溜まってしまいます。
もちろん、一概には言えませんが、そういうケースもあるでしょう。
ぜひマネージャー層には、管理職は監視職ではないということを、よく考えて欲しいなと感じました。
ちなみに僕の上司は放任してくれるので、めちゃめちゃやりやすいです。
きっと、管理職の方の性格が出ますね。