シンガポールのニュースサイトCNAで日本についての記事がありました。
それがこちらです。
「COVID-19パンデミックは豊かな日本の隠れた貧困を浮き彫りにする」と言うタイトルです。
なかなか興味をそそられるタイトルですね。。。
中身を読んでみると、そこには日本のつらい現状と、日本人の国民性が記載されていました。
豊かな日本でも貧困はあり、コロナで仕事が無くなって家賃が払えないなどの悩みを抱えた人がいるという内容が書かれています。
そこはまぁ、日本も他国と同様に大変なんだよということかなと思いました。
ただそのあとに、日本は他国に比べてコロナの死者数が少なく、ロックダウンもしていないので比較的封じ込めている方だとの記載もありました。
ただ、そこからどんどん日本の闇が書かれていました。
まず、コロナはワーキングプアを加速させたこと、
40%が非正規社員であること、
「相対的貧困」の割合が高いこと、
などなど日本の闇についてどんどん取り上げています。
極めつけは「日本には公的支援(恐らく生活保護)という制度がありながら、恥と汚名を恐れて申請しない」という内容です。
これにはガーンと頭を打つような衝撃が走りました。
日本だと、特に周りの目というか社会の目を気にし過ぎますからね。
社会の目が強すぎて、芸能人の不倫がめちゃくちゃ叩かれてますからね。
叩いてる人は大抵何の損害も受けていないだろうに。。。
村文化というのが日本はありますから、村人全員がけしからんと思えば「けしからん罪」が成立するということですね。
つまり、「法的権利がありながらも、社会がそれの行使を認めない」ということです。
記事内ではこれを「Very Japanese System」≒「超日本的なシステム」と呼んでいます。
これは、図星過ぎてなかなかショックでした。。。
英語で読むと、また違った印象を覚えるというか、新鮮です。
外から日本を見られる気がします。
シンガポールに住んでいる時は、まさに外から日本を見ていたわけですが、日本に帰ってきたらやはりそういう客観的視点を持つのは難しいですね。
海外で報道される日本の記事は今後もこまめにチェックしてみようと思います。