香港が現在のような政情不安から、香港から離れようとする企業が増えていますよね。
もしくは香港で起業する予定だったが辞めようとしてる人もいるかもしれません。
それもあり、都知事の小池さんは香港に代わり、東京をアジアの金融センターにしよう!と意気込んでおられました。
しかし、AFP社が「東京がアジアの金融センターにはなれない理由」を述べていました。
理由は大きく3つあり、
① 所得税が高い
② 日本人の英語力が低い
③ デジタル化が進んでいない
ということで、どれも説明不要なレベルで「確かに。。。」と言わざるを得ません。
特に所得税はMAXで香港17%に対し日本45%ですからね。
そりゃ高額納税者である経営者の視点では、日本に来たいとは思いませんよね。
むしろ、日本からお金持ちがどんどんシンガポールなどに移っている現状を先に何とかして頂きたいですね。。。
英語力はもはや何ともなりませんが、デジタル化は菅政権に代わってから動き出した感があるので、これは良い方向に進むことを期待します。
とは言え、これは日本から見た一方的な視点、他国だって当然黙っていないでしょう。
先述の僕の記事でもそうですが、普通にシンガポールに移った方がよくないですか?
税率低いし英語通じるし、あったかいし。
AFP記事内ではオーストラリアを例に挙げていますが、オーストラリアも「バッチこい!」的な雰囲気みたいですね。
でもオーストラリアって最低賃金が高いので、コスト面が厳しく「起業家不毛の土地」とまで聞いたことがあります。
そこをクリアできる大企業であれば、オーストラリアに移ることも出来そうですね。
僕自身、オーストラリアは住みたい国ランキング1位か2位の超好きな国なのですが、、、まぁ一度行けばハマってしまいますよね。
香港の人もそうなるんじゃないかな。
いずれにせよ香港側からしたら今は「様子見」らしいので今後どういう動きがあるのか要チェックですね。