最近、感染者が急増しているせいか、政府の政策がカオス化してきていると感じますね。
一番カオスなのはGo To キャンペーンと帰省自粛ですね。
これはもう、どう解釈しようとしても無理でしょう。
政府が当初「8月にはコロナ収束しているだろう」と高を括っていたのか、予定通りGo To キャンペーンが7月22日から始まりましたが、
そこらへんは新規感染者が急増し始めた時期です。
まさかの事態に政治家も驚いたのではないでしょうか?
感染者はいつまで経っても減るどころか増える一方なので、とうとうお盆の帰省シーズンに突入してしまいます。
帰省すれば、都市部で働いている現役世代が地方に移動することになります。
地方には高齢者の方々がたくさんいらっしゃるので、これは大きなリスクとなります。
先日の記事でも紹介しましたが、西村大臣も懸念されています。
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ただなぜ旅行が良くて帰省がだめなのでしょうか。。。?
どちらも移動することに変わりはないのですが。。。
これは毎日色んな政治家がコメントしていますが、はっきりとした回答は出せないでしょう。
だって、矛盾してますもん。
これをうまく説明しようとしても、よりカオスになるだけです。
もう一つ、カオスになってきたのは東京都の時短営業要請ですね。
相変わらず「夜の街」を徹底的に追い込んでいますが、もはや自粛要請というか強制に近い気が。。。
仮に営業してもまた自粛警察にボコボコにされてしまうかもしれませんからね。
ただ、緊急事態宣言下と違って、今回は補償の内容が見えてこないんですよね。
「~万円払うんで時短営業してください。」ではなく、
「特に何も補償しませんが、とにかく時短営業してください」みたいです。
これでお店潰れたらたまったものではないですね。
既に客足が遠のいているサービス業において、時短営業は自殺行為とも言えるでしょう。
4月からずっと言われてますが、「休業と補償はセット」ですよね。
なんか、補償したくないから緊急事態宣言出したくないみたいに感じます。
だから中途半端なんですかね。
そもそも、都にそこまでの権限がないんじゃないかとも考えられます。
あくまで「お願いベース」だから越権ではないのかもしれませんが。
これもカオスです。
コロナ騒動も半年経って、2~3月みたいに「未知のウイルスとの闘い」という雰囲気と比べて、
今はある程度データも揃ってきて道筋を立てやすくなってきたと思っていたのですが、
なかなか一本筋のしっかり通った政策というのは出てこないものなんですね。