金融庁の2020年度重点施策で「日本を香港と並ぶアジアの金融センターへ」というのがあるみたいです。
確かに香港は中国関連の政情不安で不安定な状態が続いています。
そういうことも踏まえつつ、日本の金融をぐいぐい伸ばしていきたいということですね。
もちろん、それは政府として素晴らしい考えだと思いますが、「アジアの金融センターへ」というのはちょっとね。。。
シンガポールが黙っていないですよ!
香港に負けたくないからと、たとえ陽が昇るのが遅くなってもかまわないと時刻を香港と合わせているシンガポールが
「ちょいちょいー」とツッコミを入れてくるでしょう。
もし日本がアジアの金融センターになりたければ、まずはシンガポールに追いつくことですかね。
・税金を下げる
・預金金利を上げる
・銀行の手数料ビジネスを減らす
・世界中から優秀な人材が来るようになる
・投資受入れ体制を強める
これだけでも相当ハードルが高いと思うんですけどね。
でもここまでやらないと、香港やシンガポールには到底追いつけないんじゃないですかね。
だって、日本人のお金持ちだって揃ってシンガポールなどに資産を移しているのに。。。
東京が、ラッフルズプレイスのあの金融街に並ぶというのがイメージ湧かないです。
金融庁は本気で言ってるんですかね?
であれば、ぜひ先に挙げた課題を改善してほしいですね!