日本は人口が減少していて、この先もどんどん減少していく未来が見えていますよね。
海外ではどうなのかと言うと、シンガポールでは初めて2年連続で人口が減ったらしいです。
コロナで「今は産むタイミングじゃない」というのは世界共通だと思いますが、もう一つの大きな要因はビザの条件の引き上げですね。
去年、シンガポールでのビザの条件が引き上げられた話は記事にしました。
シンガポールに駐在するためには高給取りにならざるを得ないので、そりゃ企業も人材を絞りますよね。
その結果、シンガポールの人口は減ってしまいました。
こうした理由を踏まえると、日本とはちょっと事情が違いますよね。
日本では少子化だけでなく高齢化の勢いがすごすぎて死者数が増える「多死社会」に突入していますからね。
移民制限という自主的に政策を打ち出したシンガポールと、意図せず自然に人口が減っていった日本では違いがあります。
シンガポールの場合、増やそうと思えばビザの条件を緩和すればまた人口は増えるでしょうね。
これは調整しやすいです。
一方、日本の場合は少子化対策が必要ですが今のところ解決できそうにないですね。。。
日本も2000年以降最低の出生数を記録してしまいましたから。
言わずもがなですが選挙対策で高齢者向けの政策が多いですし。
日本も調整可能な状態であれば良いのですが。。。
シンガポールと比較しても国の大きさが違い過ぎて比較しても仕方ないかもしれませんが、人口減にも色々な理由があるということですね。